【夏場】ペット火葬までのご自宅での過ごし方

火葬までのご自宅での過ごし方:夏場に亡くなったペット

大切なペットちゃんとのお別れは、心にぽっかり穴があくような悲しみを伴います。
特に夏場は、気温や湿度の影響でご遺体の安置に気をつける必要があり、
「自宅で長く過ごしたいけど、どうしたらいいのか」「火葬までに何を準備すればよいか」悩まれる方も多いでしょう。

この記事では、夏の暑さの中でご遺体を安置する際の注意点、
ご家庭でできる対策、そして当霊園がどのようなお手伝いをしているかをわかりやすくご説明いたします。
大切なペットちゃんの最期を後悔なく見送るための参考にしてください。


【 湿度・気温による変化 】

夏場は高温多湿のため、以下のような変化が起きやすくなります。

腐敗の進行が早い
室温が高いとご遺体の変化が早まり、見た目や臭気の発生が起こりやすくなります。

体液の漏出の可能性
身体から体液がにじみ出ることがあり、衛生的な管理が必要になります。

臭気の問題
部屋の温度・湿度により臭気が強くなるため、対策が重要です。

これらを防ぐには、室温の調整と冷却が不可欠です。


【 保冷剤・タオル・空調を活用した管理 】

ご自宅で行える基本的な対策は次の通りです。

保冷剤や氷を使用する

  • 頭部やお腹の下など、体の中心部分を冷やすと効果的です。

  • 保冷剤を直接当てず、タオルで包んで使います。

  • 数時間ごとに保冷剤を交換し、冷却を維持しましょう。

タオルと防水対策

  • 体全体を清潔なタオルで包むことで、乾燥と外気の影響を防ぎます。

  • 下に防水シートを敷いて体液の漏れに備えましょう。

室温管理

  • 室内は25度以下に保ち、直射日光を避けた場所に安置します。

  • エアコンの使用や換気も重要です。

上記のような対策を行うことで、ご遺体の状態を保ちつつ、お別れの時間を確保することが出来ます。
※死後の変化には、個体差が出ます。対策を行なっても変化が見られた場合は、ご遺体の状態を見ながらご対応ください。


【 当霊園に相談すべきタイミング 】

下記のような状況の場合は、できるだけ早く当霊園にご相談ください。

自宅での安置に不安を感じたとき
 → 適切な環境を整えるのが難しい場合。

臭気や体液の漏出が見られたとき
 → 早めのご相談が、負担を減らす助けになります。

火葬や葬儀の準備に悩んでいるとき
 → 流れや費用、ご家族の希望に応じたご案内をいたします。

当霊園では、飼い主様のお気持ちに寄り添い、最適な提案を心がけています。


【 まとめ 】

夏場のペットちゃんの安置は、温度・湿度の管理がとても大切です。
大切な家族を後悔なく見送るために、冷却・衛生管理に注意し、少しでも不安があれば当霊園にご相談ください。

私たちは、飼い主様とペットちゃんの大切な時間を穏やかに過ごせるよう、
心を込めてお手伝いいたします。

お気軽にお電話や来園でお声かけくださいませ。